意外に
オッ知らなかったぞと、驚くことがあるものです。
埼玉県内で
ほうとうの、有名な町があったのです。
ほうとうって山梨県の郷土料理とばかり思っていました。
ところが、深谷でも同じものがあったんですよ。
いや、失礼!深谷の人たちは「ほうとうの元祖」は自分たちの町だ」と主張しています。もっとも、深谷市の場合は「煮ぼうとう」と言います。
かぼちゃは入れません。勿論、入れるのは深谷ねぎです。
山梨の「ほうとう」を食べた時、かぼちゃの甘さは麺にミスマッチのような
気がして・・(山梨の人、ゴメンです)
埼玉は国内でも有数の国産小麦の産地なんですよ。
だから、100%地粉のうどんや、ほうとうが生まれたんですね。
讃岐や稲庭うどんのツルツル・シコシコ感は、外国産小麦を
使わないと出ない感触だそうです。
国産小麦100%で作った麺は、もっちりと重みのある感じです。
「ほうとう」も「煮ぼうとう」も、農作物が余り豊かでないところの郷土
料理で小麦粉がもったいないので、先に茹でたりせず打ち粉もみんな
おつゆの中に入れてしまいます。
そして、ありあわせの畑の野菜を一緒に煮てしまいます。
山梨はかぼちゃが取れたので、深谷はねぎが栽培されていたので
その違いが料理の違いになったんでしょうね。
これからは、あったかい麺料理がご馳走です。
そんなわけで、今日は深谷の煮ぼうとうを食べて来ました。
「元気埼玉」を作り始めて、へえ!!!知らなかったと
いうことばかり。
discover埼玉です。