はなまる給食に千葉県の学校が参加の予定です。
金曜日、打ち合わせも兼ねて千葉まで中学校の給食試食会に
出かけてきました。
そこにこんな給食の見本が置いてありました。
年代で見る給食・・はてあなたの給食はどれ?
昭和20年代
ようやく戦争が終わり
子どもたちがまだ
飢えている貧しい
時代です。
アメリカからの
脱脂粉乳です。
これ私の時代。
懐かしい鯨の
竜田揚げ。
生ぬるい脱脂粉乳。でも、コッペパンではなく耳の固い食パンでした。学校を休むと近所の子がちり紙に包んで届けてくれました。
これ、昭和39年の献立。
まだ脱脂粉乳の時代?
私は中学から国立へ進んだのですが、その途端給食内容が数段に良くなりました。子ども心に初めて知った学校格差(ガーン)。赤い格子柄のクロスがかかったランチルームで瓶入りの牛乳を飲むたび、生意気な優越感。でも揚げパンは食べたことないなあ。
これ昭和45年の給食。
このころはもう20歳になっていたのでこのころの給食は知りませんが、脱脂粉乳の時代は終わっています。ところが・・今「変な給食」という本で問題になっている焼きそばにアメリカンドッグの組み合わせがすでに登場。量から質へ、もう子どもが飢えた時代は終わり、給食の残飯が増え始めたころ。子どもたちの好きなメニューが多く取り入れられるようになったようです。脂質の多い給食の傾向が見え始めます。
昭和54年、
米食が始まったのですね。そして今、あちこちの学校で取り組んでいる日本の郷土食シリーズが始まったようです。
このころからでしょうか・・なんでも簡単に既製品の食品が買えるようになったのは。家庭の食卓から、郷土食や伝統食が消え始めます。
さてさて、あなたが食べたのはどの給食?