どこかで狂ってしまったような猛暑が終わりようやく涼しくなりました。
朝の散歩道に彼岸花が咲き始めました。
例年より半月も遅い開花です。
気のせいか、昨年より花も小さい気がします。
携帯で写したので少々ぶれ気味です。
真っ赤な彼岸花、海を越えたお隣の大国の旗の色を連想してしまいました。
尖閣諸島の問題は今までも小さな小競り合いを繰り返しながら
なんとなくうやむやのまま、長い時間が過ぎてきています。
こんな問題が起きて初めて「国家」ということを真剣に考えてしまいます。
きっとヨーロッパやアジアなど隣国同士国境を接している地域では日ごろから
危機意識が強いのでしょうが、日本は島国。
波の青さしか見えない海上では国境という意識が薄くなるのでしょう。
思わず地図帳を広げ、青い海の真ん中に定規で、はっきり線をひいてみたい
と思う毎日です。
我が家ではテレビのニュースを見ながらツレアイと一緒に「信じられん!」とか
「許せんッ!」とうるさく雄叫びをあげる毎日です。
それにしても「粛々と」と言う言葉がずい分使われて、巷では流行語になり
つつある?
「鞭声粛々夜河を過(わた)る」。
はて今回の那覇地検の判断、誰がひそやかに鞭を入れたんだろう?
きっと今頃官邸では胃が「シュクシュク」と痛む人ばかり。
政治用語では「粛々」とは大事なことをだれにも内緒で勝手に行うこと???