以前元気埼玉の
秩父特派員の記事で紹介したのですが、
秩父に陶芸の猪又工房があります。
猪又さんはもともとは備前で修行していたのですが23年前に
秩父に登り窯をつくり、引っ越してきました。
窯に火を入れるのは年に1回。
松の割り木を2週間、不眠不休で焚き続け内部は1200度の
高温、まさに炎との闘いとなります。
今年の春、伺ったときには高さ1メートルを越す甕が4個、窯の中で
火入れを待っていました。形成に4ヶ月、乾燥に4ヶ月から半年、
まさに1年がかりの大作です。
本日、銀座のギャラリーに、猪又さんの陶芸展を見に行きました。
今年は、これまでと違った焼成方法をされたそうで、今でになっかた
新しい色・・・渋い緑が出ていました。
ところが、残念!1年がかりで作った大甕はみんな割れてしまった
そうです。でも、道は見えた!と猪又さんはまた次の製作へ。
今回、花器の側にある小さなビアマグを自分用に買いました。
うふふふふ・・ビールがおいしいぞ。
尚、個展は明日まで。銀座5-5-9安部ビル・ACギャラリー
電話:03-3573-3676(メトロ銀座駅B5出口から1分)
以降は、猪又工房に展示
秩父市小鹿野町長留1413 電話:0494-75-0686