本日、ロングステイクラブのメンバーとセミナーの打ち合わせ。
シニアの海外生活はテレビでも盛んに取り上げられている。
「○○の楽園」と言った番組には楽しそうな生活ぶりが映しだされる。
「でもね、今までのシニアが考える海外ロングステイと、これから
定年を迎える団塊の世代以降が考える海外ロングステイは
全く違いますよ」とロングステイクラブの方の話。
今までは、生活を楽しむための長期海外生活。
これからは、安い生活費を求めての長期海外生活。
つまり、物価の安いタイの田舎で暮らせば年金で十分に暮らせて、
むしろ、お金が残せるとのこと。日本で安い金利の貯金をするより
余程、有利な経済効果があるということ。
今までの余裕ある時代のシニアは1ヶ月から3ヶ月、気候のいい時期を
選んで日本と海外を行ったりきたりのロングステイ。
でも、これからはそんな余裕もなくてずっと海外生活の「海外移住」に
なってしまうのではないかと・・・
これでは、まるで流浪の民。
もし、生活苦のために日本で生活できない時代がやってくるとするならば
なんと、悲しい「故郷日本」だろう。
それでも、やっぱりミューおばさんは青い海に囲まれた楽園生活に
憧れる。満点の星空と波の音。
そんな、私に夫が言う。
「君なんかね、3日間、居酒屋の提灯が見えなかったら後悔します。」