先日、所沢で開かれた食品に関するセミナーで聞いた話。
講師は、食品添加物の元トップセールスマンだった安倍司さん。
一般に日本人が摂取する、食品添加物の量は一日10gだと言われて
いるそうだ。なんと1年間で約4kg。
例えばコンビニのおにぎり。こんなものによもや添加物なんてと
思うけれど、おにぎり自体に「ご飯の甘みを出すアミノ酸や酵素」
「保存性を高めるためのグリシン」ご飯のパサパサ感を押さえるため、
照りと艶を出すため、包んであるフィルムがつるっとはがれるように
「乳化剤」や植物油、中に入っている具の添加物まで加えると、
おにぎり1個で10種類を超える添加剤。
私は手作りにしてるわと思っていても、調味料から食材料まで
添加物だらけ。
こんな調子で1日で約60種類の添加物を取っているのだとか。
(東洋経済新聞社出版、安倍司著「食品の裏側」参照)
そういえば、私の知り合いの30歳の男性が「栄養失調」とお医者様に
診断された。肝臓も肝硬変寸前の状態。
20歳で一人暮らしを初めて10年間、ずっと3食コンビニのから揚げ弁当。
ある20代の女性は、全てプリンやゼリーみたいに柔らかいものばかり。
理由は「噛むと疲れる」???
食品添加物展では、「お好きな味のラーメンのスープが作れます。」と
ずらりと瓶入りの、添加剤がならんでいた。
豚骨を使わない豚骨ラーメンの出来上がり。
この先短い私はあんまり気にしなくても良いのだが、これから育っていく
子供たちのことが心配でならない。
栄養価を考えて、朝食に熱湯代わりに、熱い牛乳で戻したカップラーメンを
子供に食べさせる親もいるとか・・・(もはや食品の域を超えている)
毎日毎日、子供のイジメが問題になっている。
キレやすい子、思いやりの無い子、人を傷つけても平気な子
毎日の食生活が原因となっているのかもしれない・・・・