私のお墓の前で 泣かないでください.
そこに私はいません 眠ってなんかいません ...
千の風になって. あの大きな空を. 吹きわたっています
この歌は大晦日のあの紅白歌合戦のドンちゃん騒ぎの中で
唯一感動した「千の風になって」。
この詩は、作者不明の英語の詩を新井満さんという方が訳したもの。
新井さんの友人の弁護士の奥さんが癌で三人の子供を残して亡くなった。
彼女はボランティなどで地域に貢献していた素晴らしい女性だったらしい。
妻を亡くした友人を慰めるため、新井さんが何ヶ月もかかって原詩を
探し出して訳したという。
今、この歌のレコードの売り上げが一位になっている。
新年を迎えたあと、めまぐるしく次々にいろいろな(嫌な)事件が起きて
いるが、この歌を聴いていると、五月の風に乗って、どこまでも青空を
飛んでいけるような気がする・・・
すがすがしい自分になれるような気がする。
「ちょっとこぼれ話」
我が家の娘は結婚式に流す曲を密かに決めているようです。
私にはもう結婚式はないと思うので、自分の葬儀に流す曲を
決めています。今まではサイモンとガンファークルの
「明日に架ける橋」だったのですが、娘がお母さんは向こう側に
渡ってもまた橋を戻って来そうな気がすると嫌がるので
この「千の風になって」に変更いたします。
まあ、ずっと先の話になりそうですが。(そうあって欲しいと願っていますが・・・)