北京オリンピックでまさかの途中棄権をしたマラソンの
土佐礼子さん。
痛みをこらえて泣きながら走る土佐さんの姿に
「もう走るのをやめて~!!」と、テレビに向かって思わず
叫んでしまった私。
これ汚くて申し訳ありませんが私の左足。
私は両足とも外反母趾。
親指の根元にポッコリとできた
コブみたいなでっぱり。
長い間、ハイヒールを履いて
毎日、歩き続けた結果です。
無理な歩き方をしていると、足の甲の
扇形の骨が広がり、まるで団扇の様なかっこ悪い足の形に。
それを、ギューッと靴に押し込めるので、親指の骨が
真ん中にねじれて、付け根の骨の軟骨がぽっこり
飛び出して神経を圧迫します。
歩くごとに錐で突き刺されるような痛みがズッキーンと
頭の先まで走ります。
痛みを我慢して歩くものだから、腰までいたくなり・・・
まったく厄介な病気です。
(これを直すには、入院して手術しかないといわれ
今はお客様と会うとき以外は、超幅広ウォーキングシュウズ。)
レース前のインタビューに答える、土佐礼子さんの笑顔が、
なんだか今ひとつだと感じたのは、この足が原因だったのでしょうか。
毎日の過酷なマラソン練習の中で、どんどん
悪化してしまったのでしょうね。
自分の足の外反母趾の出っ張りをマッサージしながら
「土佐さん、よく我慢したよね」とテレビに語りかけています。