いつものごとく、バタバタと飛び回っているうちに
おおおっ・・もう、世の中は七月。
源氏物語のコンサートが終ったかと思ったら早、次の
イベントが始まりました。
題して「
はなまる お弁当コンテスト」
学校給食の公開サイト「
給食バンザイ」と「
はなまる給食」の
夏休み企画です。
子供達に地元の特産品を使って自分でお弁当を作ってもらおうと
いう企画ですが、何しろ塾通いに忙しい子供達、果たして何人が
参加してくれるかと心配しています。
そこに現れたのが「のらおばさん」という料理研究家。
自分が企画しているこども「キッチンクラブ」で、お弁当作りの
講習会を開いてくれることになりました。
献立は、秋刀魚とごぼうの甘辛煮、おからと鶏ひき肉の甘酢団子。
こんにゃくの煮物に玉子焼きという、少々シブイ??メニュー。
説明の途中、床にしゃがみこむ子もいて心配していたのですが
なかなか、結構やるもんです。
まずは出汁とりから。「面倒でも鰹を使うとおいしいんだよ。」
「あのね、うちのお母さんいつも粉使ってるよ。」
「今日はね、お鍋でご飯を炊いてみよう。」
「ぼく、お米研ぐの初めて。」
「ごぼうはね、クッキングホイルでゴシゴシこすると皮がむけるよ」
「秋刀魚の筒切りは、キッチンバサミで切ると簡単だよ。」
「ご飯、焦げないようにかきまわしてね。」「肉団子と野菜炒めもできたよ」
「ちょっとお味見」「もう少し甘いほうがいいなあ」
「そーっと巻いてね。」「ねえ、ぼく上手にできるよ。」
さて、思い思いのお弁当箱に、キレイに詰め込んでできあがり。
さあ、試食だよ!!
付き添いのお母さんがびっくり。
「うちの子、小食で日頃は食べないのに・・」
「あれ??野菜も食べてる」
自分で作ったお弁当っておいしい!
ぼく今度からお母さんに玉子焼き作ってあげるよ。
その後、主催者が予想していなかったことが。
食べ終わった子供達が、何も言われなくても自分達でサッサと後片付けを
始めたのです。
大きな子が洗い場担当、小さな子は踏み台を置いてせっせとお皿拭き。
役割分担もいつの間にかちゃんとできていました。
私も、子供が作ってくれたお弁当をしっかりご馳走になりました。
お母さん達も同じメニューを別の台で作ったのですが、
先生の味をきちんと再現したのはむしろ子供達。
目分量でなく、きちんと黒板見ながら軽量スプーンで量っていましたから。
子供ってすごいなあ・・・と思ったのです。
「夏休み 子供お弁当コンテスト」、お孫さんと一緒に参加なさいませんか。