仕事でじっとパソコン画面を睨む日が多くなりました。
両肩に湿布薬、老眼をかけても見えにくい画面。
「イケメン会議」なんていうyahooニュースを見て面食いの私は
思わずクリックしてしまいました。
イケメンではなく、
イエメンの間違いでした・・・・
一人で思わずフッフッフッフと情けない笑い。おばさんだねえ・・・
さて話題のスッキリバッサリの事業仕分け、あの国立女性教育会館は
埼玉県の嵐山というところにあったのに気付きました。
この辺りは今頃紅葉がきれいな静かな場所です。
以前、NPOの人と一緒に近くの歴史散策に出かけたとき
ひっそりと人影の無い山里に忽然と現れた巨大な施設を見かけました。
「あれは何?」の問いかけに案内してくれた人が教えてくれました。
「使わなければもったいないほどの豪華な施設ですよ。
たいてい空いているので予約は簡単ですよ。」
この施設、男性も利用することができます。
約4万坪の敷地に、会議室、宿泊棟のほか日本庭園、茶室、室内温水
プールも完備しています。
昭和52年に建てられたというので老朽化のせいもあるのでしょう。
維持管理費の6億円が今回問題になったようです。
「私の話も聞いてください」と蓮舫氏と闘ったのは理事長の神田さん。
テレビで何度も彼女の姿が映されるのは少々痛々しい。
まだ女性が働くことさえよしとされなかった頃からずっと
女性の地位向上のために働いてきた人で天下りではないようです。
本日社民党の福島さんが「長い歴史のなかで必要とされてきたもので
一概に無駄とはいいきれない」と擁護とも受け取れる発言を
していました。
確かに長い男性中心社会のなかで、女性のために作られた施設は
必要な時期もあったに違いないと思います。
けれど、今はみんなが少しずつ我慢をする時、会議に温水プールは
いらないし、会議の合間に茶室でお茶を楽しむ時間も多分無い。
しばらくは温水プールは夏だけに、宿泊費の安い分だけ朝早く起きて
広大な日本庭園の庭掃除のボランティアというのもいいかもしれない。
もう女性であるからといって元気な女性までが余分なサービスを
受ける時代ではないはず。
ところで、今まで仕事を通じて様々な天下りの社団法人、財団法人を見てきました。
都心の一等地の事務所と、女性事務員2~3人。
「仕事らしい仕事はほとんどないんですよ」と打ち明けてくれたオジサン。
民間に仕事丸投げの実体。知れば知るほど怒り狂う実体です。
今回これらの団体がバッサリと切られて行くのは嬉しいこと。
スッキリバッサリ仕分けられていく事業仕分け、初めて政治を身近に
感じることが出来るような気がします。