昨日、さいたま市緑区のクラフトガーデンに陶芸教室を
見学に行って来た。
残間里江子さんの「それでいいのか、蕎麦打ち男」という本が
話題になったことがある。
団塊の世代の男性には「蕎麦粉をこねて、土をこねて・・・・」
取り合えず、蕎麦打ちでもしようか、陶芸でもしようかという人が多いという、
大変辛らつな内容だったような気がする。
しかしながら、今や、蕎麦打ちも陶芸も大変な人気となった。
この真剣な眼差し。見学している私まで緊張する。
作品は、徳利。最後の口のところが難しいらしい。
作ってはちぎり、ちぎっては作り・・・
土の感触をいとおしむように、丁寧に少しずつ形作って行く。
きっと、お気に入りの作品が出来るに違いない。
どうやら、日本酒もお好きらしい。(2合は入りそうな気がする。)
こちらは、陶芸を始めて4年目の女性。
香炉作りの真っ最中。
ふっくらとした、優しい形。
お茶を習っていらっしゃるのだろうか。
みんな、それぞれに、自分の生活の中に必要なものを、
自分のお気に入りの形に作っている。
クラフトガーデンの大沢先生の話。
「みなさん、肩に力が入ってらっしゃいますよ。もう、夢中!
自分の世界に浸っていらっしゃいますよ。」
元気埼玉では、秋に陶芸体験のイベントを企画している。
マイビアカップやマイ盃をもって、地ビールや地酒を楽しみに
出かけるなんて企画はどうだろう・・・・考えただけでワクワクする。