さてさて、今度は鎌倉古道へ。
実はあんまり、歴史には興味がなかったのだけれど・・・・
ただ、このところメタボ状態が進み、なんとか運動せねばと
参加したこの「鎌倉古道」を歩く会、全行程7km。
(歴史とは程遠い不純な動機で申し訳ない。)
サテ、ここから歩き始める。
(越生線・西大家駅)
鎌倉街道は、鎌倉と各地を結んだ道路、上道・中道・下道があり
それぞれにまた枝道があったらしく、今だ全容は謎に包まれている。
本日の毛呂山(もろやま)町のこの街道は、「歴史の道」百選に
選ばれ、世界遺産の熊野古道と肩をならべるほど貴重な
歴史遺産だと地元の人は自負。
参加者は、平均年齢60歳前半。ところが、みんな元気なこと・・・・
私、一番後ろからゼイゼイハーハー。
暑い~!!!涼しい川風に吹かれているとまたもやビリ。
街道のあちこちに馬頭観音を見ることが出来ます。
信仰と一緒に、歴史は進化したのでしょうね。
昔は、この観音様に旅の無事を祈ったのでしょう。
当時の面影を一番残している場所。
地表を掘り込んで,切り通しのような掘割状の道だったそうです。
なぜかって?馬を弓矢で射られないようにしたのです。
当時は既に、側溝も作られ、土木技術が進んでいたことが
わかります。
人々が何百年も長い間踏み固めてきた道です。
諏訪の森には、1400年ほど前の古墳が多く残っています。
こんな、山の中でも権力者が、人々を治めていたのですね。
これは庚申塚。三匹のサルが塚の根元を支えています。
村に災いが入り込むのをここでくいとめるため隣の集落との
結界に建てられました。
300年前に建てられた庚申塚。
こんな山中で、ひっそりと人々の暮らしを見守り続けていたのです。
【おまけ】
さてさて、資料館でこんなもの見つけましたよ。
足踏みミシン。
「昭和28年頃から各家庭に普及し・・・・」との説明。
エッ~!!私、このミシン使ったよ。
ということは、私ももうじきこの資料館に飾られる年代???
たまりませんなあ・・ご同輩。