今日は埼玉35度の暑さです。
「アッチイ!アッチイ!」と悲鳴を上げながら上福岡に取材に出かけました。
今日、伺った場所は「子供から高齢者まで暮らす町」というキャッチ
フレーズで新しく出来た県営住宅やマンションの中に作られた
介護付有料老人ホームです。
いつも、お年寄りの介護施設に行って思うのですが町中から離れた場所の
山の中とか海の側とか、静かなところが多いですよね。
確かに、環境は良いのでしょうが・・・淋しい!
私の友達は、老後に住む場所は絶対、ネオンが見える場所だと言い張ります。
「ワイワイガヤガヤ」町の雑踏の音がなければ人生楽しくないというのがその
理由で、「人生死んだように生きたくない」そうです。
今日、取材させていただくのは新しく出来たシニアラハウスの、40代の広報
の女性です。
彼女自身、おばあ様のために当時勤めていた会社をやめて介護した経験を
もっているそうで、その経験が今の仕事につくきっかけになったとか。
実にパワフルで心強い女性です。
「あの時もっといろいろな情報があれば、もっと選択肢があれば。思い出すと
悔しくて」と大変だった当時のことを語って下さいました。
その、想いがシニアの方々の生活をサポートする熱い原動力になっている
ようです。
赤ちゃんから、お年寄りまで一緒に生活を楽しむ街づくり・・・
団塊の世代の私たちがこれから何をしていけるかを考える町でもありますね。
帰り道、道路わきにとってもかわいいお地蔵様が
立っていました。
「六道の辻の地蔵尊」 朝、替えられたばかりの
お供えの花がこの町の
人のやさしさを語ってくれているようでした。